田中 祐子

昭和3年東京都生まれ。学習塾経営の傍ら創作活動を続ける。小学生の頃から短歌、俳句に親しむ。両親の離婚により一人広島に移住。16才のとき、被爆。成人し、小学校の教師となるが、結婚退職し家事に従事。近所の子供たちに勉強を教えたことから学習塾を開くことに。夫が55才で急逝した後、塾経営の傍ら短歌会に入会し創作活動を再開。2020 年現在91才。原爆に起因するとされる甲状腺機能低下症、パーキンソン病、ステージ4の乳癌を患いながら、被爆体験を短歌に詠み、戦争の悲惨さ、愚かしさを語り継ぐ活動を使命として生きている。 著書に『短歌集 生きる~平和で豊かな未来のために~』(小社刊)がある。

掲載記事

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書籍

  • 短歌集 命の雫
    田中 祐子
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    被爆者の 吾はかく生きかく病むと 語らむとして胸のふさがる 日々の喜怒哀楽のすべてを書き記した本になりました。 乳癌とか仙骨骨折で歩行も困難になりながら、短歌を詠み続けています。 それが出来る事を嬉しく思う毎日です。只今92歳と5カ月、いつまで続くかわかりませんが、この生活を変えることなく生きて行こうと思います。(「あとがき」より) 僧侶・歌人/福島泰樹氏による 解説「八月炎天帽子かぶりて」
  • 短歌集 生きる
    平和で豊かな未来のために
    田中 祐子
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング

    心かが折れてしまいそうなとき、
    寄り添い支えあう、心の歌。

    原爆の悲劇、夫との死別、複数の病との闘い……。時代に翻弄されながらも困難と向き合った歌人が、自らの経験を生きる糧に代え、詠みあげる709首。平和で豊かな未来を願い、いまを生きる人に伝えたいメッセージ。
  • 短歌集 命の極み
    田中 祐子
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    91才の被爆者が詠んだ
    原爆の悲惨さが生々しく心に突き刺さる
    「原爆の短歌を詠むことは、心が散り散りに傷んで苦しい作業です。それでも死ぬ前に戦争の愚かしさ、原爆の悲惨さを伝え続けなければならない。それが私の使命です」――91才、癌、甲状腺機能低下症。そしてヒロシマの被爆者。平和への強い願い、二度とこのような悲劇を繰り返してはならないという自戒を芽生えさせる短歌の数々。時折織り込まれた現代日本に対する痛烈な批判性は、日本人一人ひとりが自覚しなければならない教訓や戒めを与えてくれる。今、この瞬間、私たちが安寧に生きていられる理由と意味を問いかける一冊。